今日は毛布の日

NO IMAGE

最近はすっかり寒くなりましたね。

今日11月20日「毛布の日」です。

皆さまは寝るときに毛布は使われていますでしょうか? 秋もそろそろ終わりを迎えるので、これからの本格的な冬に備えて準備をしておきたいですよね。

種類によって肌触りや重さ、柔らかさなど素材によって様々な特徴があるので簡単に紹介させていただきます。

毛布に使われる素材は、大きく「天然繊維」と「化学繊維」に分けられます。

天然繊維には、綿や麻などの「植物繊維」と、ウールやカシミヤなどの「動物繊維」の2種類があり、肌触りがよく吸水性や保温性に優れているのが特徴です。

「綿毛」

コットンとも呼ばれる綿毛は、吸水性に優れると同時に、さらっとした肌触りの素材です。価格は比較的リーズナブルで、家庭の洗濯機で洗うこともできるので、扱いやすいと素材です。保温性はあまり高くありませんが、厚手のものを選んだり、羽毛布団と組み合わせて使うと冬でも快適に使用することができます。

「シルク」

「繊維の女王」とも言われるシルクは、光沢感がありなめらかな肌触りが気持ちのいい素材です。吸湿性・放湿性に優れており、寝汗をかいてもべたつかないのも良い点ですが、基本的に家庭では洗濯ができないため、洗うときはクリーニングに出す必要があります。

「ウール」

羊毛から作られるウールの一番の特徴は、保温性が非常に優れていることです。ふんわりと暖かく蒸れにくい素材で、撥水性も高く汚れやほこりが付きにくい生地です。ウール素材を使った毛布の多くはドライクリーニングが必要ですが、家庭で洗える商品も販売されているため、選ぶ際は参考にしてみてください。

一方の化学繊維は、石油などを原料に合成された物質からできており、天然繊維に比べ安価に手に入れることができます。

「ポリエステル」

化学繊維のポリエステルは、軽くて柔らかい肌触りが特徴の素材です。ただ吸湿性や放湿性が低く汗を吸いづらいこと、静電気が起きやすいことは覚えておきましょう。

「アクリル」

ウールに近い特徴を持ちながら、価格も手頃で耐久性も非常に高いのが特徴です。保湿性や吸湿性は天然繊維に比べると劣りますが、リーズナブルな毛布をお探しの際にはぴったりの素材と言えるでしょう。

「マイヤー」

「マイヤー」とは「編みこまれている」という意味です。化学繊維のなかでも毛足が長く高級感のあるマイヤーは、ふわふわとした肌触りと優れた伸縮性が特徴で、重さのある素材なので重量感を求める方には向いています。

正しい毛布の使い方をご存じでしょうか?

①掛け布団の上に掛ける

掛け布団は、体の熱を維持して保温する役割を果たしています。掛け布団の上に毛布をかけると、さらに熱が逃げにくくなり、暖かさを閉じ込められます。

②掛け布団と体の間に掛ける

保温性がそれほど高くない化学繊維の掛け布団を使用している場合は、掛け布団と体の間に毛布を掛けると、保温性が高くなり暖かくなります。

③毛布を体の下に敷く

体の下に毛布があると、体から出た熱を毛布が受け止めてそのまま保温してくれます。特に、肩、背中、足元などの冷えが気になっている場合は、体の下に毛布を敷けば問題を解消できる可能性があります。

④2枚の毛布で体を挟む

2枚の毛布で熱を閉じ込め、冷気を入り込みにくくなりますが、蒸れやすくなるため注意が必要です。毛布を2枚一緒に使用する場合は、吸湿性が高い素材を選ぶのがポイントです。

これを参考に自分に合った毛布を選び、寒くなるこれからに備えてみてはいかがでしょうか?

お知らせカテゴリの最新記事