毎月18日は防犯の日なのですが、皆さまはご存じでしょうか。
「18」の「1」を棒に見立てて「防」、「8」を「犯」と読む語呂合わせから毎月18日とされているそうで、防犯対策を毎月18日の日に見直して「安全・安心」に暮らしてもらいたいという願いが込められています。
防犯対策と言っても何をしたら良いのかわからないと思いますので、ご家庭で行い易いものを少しご紹介させていただきます。
空き巣犯というものは、なるべく目立たないように、また短時間で仕事を終えたいと考える者が多く、基本的には夜間などに目立たないように侵入しようとします。
そのため、空き巣犯に狙われないようにするために
「敷地に入ると目立つ仕掛け」
「侵入に時間がかかる仕掛け」
が大切になってきます。
非常に単純な対策ですが防犯対策を行っていると示すことが抑止力につながると考えられます。
①屋外照明
空き巣は夜間の留守中に侵入される事が多いそうです。そのため、対策として屋外照明を取り付けるという方法が有効です。
屋外照明には2種類あり、
・人感センサーライト
人が近づいたことを感知して自動的にライトを点灯させる照明になります。このタイプを設置する場合、家の前の道路を歩いただけで点灯するような設定にすることで、敷地内に侵入することすらさせずに戦意喪失をさせることが期待できます。
• 夜間常時点灯式照明
一定以上暗くなるとライトが点灯するという照明器具になります。家の周囲を明るく保っておけば、周囲から目立ちますので、空き巣犯などの侵入を防止できます。
②死角に防犯砂利を敷く
周辺道路などから死角になっている場所に『防犯砂利』と呼ばれるものを敷き詰めておくことにより、防犯砂利の上を人が歩くと80dB近い大きな音が発生し、周囲に侵入がバレてしまう恐れがあるため敷地内に防犯砂利がまいてある住宅は狙われにくくなります。
③防犯カメラを設置する
空き巣犯などは、自分の犯行の証拠が残ってしまうのは困りますし、防犯カメラが設置されている住宅は基本狙いません。したがって、泥棒などの被害を抑止する効果は非常に高いと考えられるでしょう。
④窓破り対策
戸建住宅での空き巣の侵入口は、ほとんどの場合窓からなのだそうです。空き巣犯の侵入口となりそうな場所や狙われやすい大きさの窓に関しては、防犯ガラスを導入するのが最もおすすめです。他にも窓破りをされそうになった際、大きなブザー音が生じる窓用の防犯センサーなどを窓に取り付けておくことも、侵入犯を撃退できるアイテムとして有効です。
また道具などの購入は考えていないという方は、普段のちょっとした工夫で格段に空巣から狙われにくくすることができるためそれも少し紹介させていただきます。
①テレビや電気をつけて外出する
昔から言われていることですが、家に人がいるということがわかると空き巣から狙われる率が低くなります。
②ご近所と良い関係を保つ
会った時には必ず挨拶をするなど、ご近所の皆が顔見しりと言った感じに良い関係を築けていれば、お互いがお互いの留守中を見張りあうことができますので、効果的な防犯対策になります。
③家の近くを歩いている人に声をかける
空き巣犯などは人に声をかけられると「顔を覚えられた…」と考えてしまうため、その周辺での犯行を諦める可能性が高いと言われています。
今回ご紹介させていただいたものをふまえて、今一度お家の防犯対策を見直し、空き巣から狙われにくい環境づくりをしてみてはいかがでしょうか?
一雨ごとに寒さが増していくこの季節、体調を崩されませんようお過ごしください。